環境・エネルギーシステム分析研究室
横浜国立大学大学院 本藤祐樹研究室

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修士2年

鈴木 信太朗  (Shintaro SUZUKI)

研究テーマ

木質バイオマス発電導入による地域への環境・社会経済効果の分析

研究概要

森林面積が国土の2/3を占める日本では、脱炭素社会の実現への手段として、再生可能エネルギー技術の1つである木質バイオマス発電の導入が進められています。他方で、近年、地域経済の停滞・縮小が問題とされており、地域に導入する木質バイオマス発電には、温室効果ガスの排出削減のみならず、地域経済の活性化に貢献することが求められています。こうした地域での取り組みを支援する施策を講じるためには、木質バイオマス発電導入が地域の脱炭素化や経済などにおよぼす影響のポテンシャルを分析し、発電事業および施策の評価を行うことが不可欠です。そこで、本研究では、地域産業連関モデルを用いて、木質バイオマス発電のポテンシャルを環境・社会・経済の面から明らかにし、施策の立案に必要な情報の提供に貢献することを目的としています。

学会発表

木質バイオマス発電導入による地域への環境・社会経済効果の分析 第19回日本LCA学会研究発表会, 宇都宮大学, 2024年3月 鈴木信太朗,本藤祐樹,森泉由恵.

投稿論文