2021年度 理工学部卒業 / 2023年度 修士課程修了
伊藤 巧真 (Takuma ITO)
研究テーマ
太陽光発電とリチウムイオン電池を用いた地域マイクログリッド導入によるCO2削減効果

研究概要
世界共通の問題である地球温暖化について、その進行を緩和するため、再生可能エネルギー導入が進んでいます。同時に、再生可能エネルギーの時間変動性を抑制するために蓄電池の導入が拡大しています。私の研究テーマである地域マイクログリッド(地域MG)は、それらの技術を地域レベルで導入し効率的な電力運用を行うシステムであり、再生可能エネルギーの欠点を補いながら地域の脱炭素化に貢献する技術として期待されています。 本研究では、地域MGを実社会に導入した際のCO2排出量/削減量をライフサイクルにわたって推計しています。導入規模や機器構成を複数ケース想定して分析することで、CO2の観点から地域MGの在り方を探索しています。