環境・エネルギーシステム分析研究室
横浜国立大学大学院 本藤祐樹研究室

修士2年

新井 智  (Satoshi ARAI)

研究テーマ

擬人化されたキャラクターが環境配慮行動に働くメカニズムの分析

研究概要

地球温暖化問題の解決には、企業レベルでの対策のみならず、個人レベルでの対策が必要とされます。個人の環境配慮行動を促進する方法はいくつも考えられていますが、「擬人化」という手法が費用対効果の高い方法として注目されています。 ここでいう擬人化は、人が人間以外のものに感情や意思といった人間の特性を見出す現象のことを指します。先行研究では、地球や自然の表現方法を工夫して擬人化しやすい人の方が、環境配慮行動の意図が高いことを示しています。 私の研究では、環境キャンペーンなどに実際に用いられる環境キャラクターの擬人化と環境配慮行動意図や政策受容性との関連を対象としています。環境キャラクターについても自然や地球と同様に擬人化して、環境配慮行動に繋がる可能性についてアンケート調査の結果から分析・考察を行っています。

学会発表

投稿論文