環境・エネルギーシステム分析研究室
横浜国立大学大学院 本藤祐樹研究室

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2012年度 博士課程前期 修了

葛田 浩輔 (Kosuke KUZUTA)

研究テーマ

地中熱利用技術の導入における環境影響の評価

葛田浩輔

研究概要

 地中熱を活用した技術の導入によって、どれほどの環境負荷があるのかを定量的に分析および評価する研究をしています。
 地中熱とは私たちの足元にある身近な再生可能エネルギーの1つです。建物では冷暖房や給湯に、道路では融雪に、 農業ではグリーンハウスなどに利用されています。最近では、商業施設や学校、コンビニなどさまざまな場所への導入が進められており、国内における地中熱の利用が活発になってきています。
 その中で、私は地中熱利用技術の導入がもたらす環境影響について研究を進めています。国内では地中熱利用技術に関する環境評価の研究はまだまだ少ないことが現状です。 私の研究では、ライフサイクル全体での温室効果ガスやエネルギー消費量の視点から分析することで、地中熱技術の利用が本当に地球環境に良いのかどうかを明らかにしたいと考えています。

学会発表

地中熱ヒートポンプシステムの環境影響と経済性の評価
第8回日本LCA学会研究発表会(滋賀),D2-19,p.244-245,2013/03/07

投稿論文