2010年度 博士課程前期 修了
菊地 克行 (Katsuyuki KIKUCHI)
研究テーマ
地域におけるバイオマス利活用システムの環境影響と雇用効果
-宮古島のバイオエタノール事業を事例に-
研究概要
地球温暖化対策、地域活性化等の観点から、バイオマス資源を製品・エネルギー利用する取組みが全国各地で活発化している。
取組みは数多く行われているが、その取組みによる影響/効果の評価は十分に行われていない。
本研究はバイオマス事業による環境、社会経済的効果を定量的に明らかにするために、ライフサイクル思考に基づいた実践的な評価方法を提示することを目的としており、ケーススタディとして沖縄県宮古島市が取り組むバイオエタノール事業の評価に取り組んでいる。
学会発表

地域におけるバイオマス利活用システムの環境影響と雇用効果 -宮古島のバイオエタノール事業を事例に-
第6回日本LCA学会研究発表会(仙台),講演要旨集24-25,2011/03/02

地域におけるバイオマス事業の実施に伴う環境影響と雇用効果 -宮古島を例に-
第19回日本エネルギー学会大会(東京),講演要旨集376-377,2010/08/03

地産地消を担う農作物直売所におけるCO2排出量の表示とその効果分析
第4回日本LCA学会研究発表会(北九州),講演要旨集140-141,2008/03/06
投稿論文

Effects of local biomass projects on energy balance and GHG emission: a life cycle approach
International Journal of Green Energy 12(2):160-167
Hiroki Hondo, Katsuyuki Kikuchi.

地域におけるバイオマス資源の利活用に伴う環境影響と雇用効果―宮古島のバイオエタノール事業を事例に―
日本エネルギー学会誌, 90, 643-653
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jie/90/7/90_7_643/_pdf

地産地消を担う農作物直売所におけるCO2排出量の表示とその効果分析
日本LCA学会誌, 5(4), 446-455