2007年度 博士課程前期 修了生
臼井 達朗
修了生からのメッセージ
fig.7 職場にて臼井さん
現在、私は建設コンサルタントという業界の中で、顧客(自治体、事業者)のニーズに合わせて省エネルギー、再生可能エネルギーを組み合わせてエネルギーソリューションを提供するコンサルティング(調査、計画、設計など)の仕事をしています。この仕事は学生時代から希望していた仕事であり、今も苦労しつつ、やりがいをもって仕事をしています。
そのような中、修士時代を振り返ってみると、就職活動においても、就職してから仕事をするにしても、本藤研究室で学んだことが活きていると感じることは多々あります。
ここでは、社会人となってから感じる本藤研究室の魅力を3つほど紹介します。
1.本藤先生からの指導
修士論文「風力発電における水素貯蔵と蓄電池のライフサイクルCO2排出分析」でした。
研究を進めていくなかで本藤先生から様々な指導を受け、その内容は社会人となってからも通じるものが多くあります。
なかでも、「読み手(聞き手)の気持ちを考えて文章(発表内容)を考える」というアドバイスは今でも心に刻んで仕事をしています。
2.刺激的なゼミ
定期的に研究内容を発表するゼミは、学生時代においては勝負の時間でした。
発表内容に対して本藤先生、社会人学生、そして同年代の学生から様々な意見を頂戴しますが、中には反論できないほどの鋭い意見を頂くこともありました。
刺激的なゼミの場で随分揉まれたことは今でも良い(苦い?)経験です。
3.多様な分野のゼミ仲間
本藤研究室のVISIONや研究テーマを見て頂ければわかると思いますが、研究室には文理問わず様々な分野出身の仲間と出会えます。
出身分野が異なっていても、個性的で意識の高いメンバーばかりですので、今でも久しぶりに集まると新たな知見を得ることができます。
修士の2年間を振り返ってみると、2年間という短い期間のなかで一つの研究に没頭できること、ゼミの仲間と議論しあえることはとても充実した楽しい時間でした。
本藤研究室の魅力はまだ挙げればいろいろありますが、これから進学される方、社会人修士・博士を考えている方がいらっしゃれば、ぜひ、研究室のなかでこの魅力を体験してみてださい。
-2013年2月15日執筆 2013年3月1日 掲載-