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博士課程 福原 一朗
グラフ理論を用いたマトリックス法LCAの一般的手法の構築

・研究テーマ
タイトル 概要
グラフ理論を用いたマトリックス法LCAの一般的手法の構築
横浜市の家庭ごみの分別施策の評価(ケーススタディ) 横浜市では、現在、市内全域の約150万世帯から排出される資源物 (缶、びん、ペットボトル、古紙、廃プラスチック、古布、金属類等)について 分別収集を実施しています。まず、この分別収集品目のうち、廃プラスチックの リサイクルを詳細に調査し、LCA手法を用い、現実の政策がどの程度環境負荷を 低減させるかという環境影響の面からの評価を実施しました。 さらに、分別収集されたすべての資源物のリサイクルフローを調査し、 上記のLCA手法を用いて、横浜市の廃棄物減量化施策による環境負荷低減効果 について明らかにする研究を行っています。
インベントリ行列表現の定式化 例えば、ある財が循環利用され、さらに廃エネルギーを熱的に回収するような システムのインベントリを考えるとき、従来の積み上げ手法では難しいことがあります。 この場合には、そのマテリアルフローを行列で表現した手法が必要ですが、その表記 の標準的な手法がまだありません。 また、リサイクルシステムの循環系は大きく閉ループ、開ループ、カスケードに分類 されますが、実際のリサイクルシステムはその素材まで分解して複雑な系を成しています。 このような複雑であるリサイクルシステムを行列で表現するための手法など、 理論的に定式化することを目指しています。

・査読付き投稿論文
タイトル 学会名 投稿日付
グラフ理論に基づいた正則な係数行列の構築手法の拡張によるマトリックス法LCIの一般化についてnew 日本LCA学会誌 投稿中
マトリックスLCAにおける一意な係数行列の構築手法の提案new 日本LCA学会誌, 5(1), 89-101 2009
環境教育におけるライフサイクル思考の利用: 持続可能な消費にむけたミッシング・リンクの可視化と再生new 日本LCA学会誌,4(3), 279-291 2008
海水活性汚泥による海面埋立処分場の余水処理 用水と廃水49(6),515〜527 2007
横浜市における廃プラスチックのリサイクルに伴う環境影響 日本LCA学会誌,2(3),229-237 2006
接触酸化法を用いた海面埋立処分場の余水処理 用水と廃水47(12),1058-1065 2005

投稿論文
南本牧処分場における余水の水質変化について 都市清掃,57(259) ,pp.272-275 2004

・学会発表
タイトル
Novel method to construct an invertible coefficient matrix for matrix-based life cycle inventory analysisnew Proceedings of 6th International Symposium on Environmentally Conscious Design and Inverse Manufacturing “EcoDesign 2009”pp.1157-1162 2009
リユースPETボトルのライフサイクルインベントリ分析new 第4回日本LCA学会研究発表会講演要旨集pp.76-77 2009
マトリックス法における正則な係数行列の自動的な構築手法new 第4回日本LCA学会研究発表会講演要旨集pp.112-113 2009
学校教育用LCAソフトウェアの開発とそれを用いた環境教育の実践 第3回日本LCA学会研究発表会講演要旨集,pp.122-123 2008
マトリックスLCAにおける一意な係数行列の構築手法の提案 第3回日本LCA学会研究発表会講演要旨集 pp.178-179 2008
横浜市のプラスチック製容器包装の資源化による環境負荷低減効果 第1回日本LCA学会研究発表会講演要旨集
204-205
2005
処分場モデルを用いた海面埋立廃棄物最終処分場における水質汚濁予測 第16回廃棄物学会研究発表会講演論文集
902-904
2005
南本牧処分場における余水の水質変化について 第25回全国都市清掃研究発表会講演論文集,57(259),282-284 2004
Linux でつなぐIPv6 の世界 Linux Conference’99 1999
容器包装ごみの排出実態と今後の処理方策試案について 第20回全国都市清掃研究発表会講演論文集
16-18
1999
リン脂質を表面に固定したシリカゲルの合成とそのリポ多糖吸着能 日本化学会第76春季年会 1999/3/29

・講演
タイトル 学会名 講演日付
LCA的思考による環境影響評価new 神奈川県環境カウンセラーXX3RLCA委員会 2008/8/31
横浜市のG30の取り組みの成果について 神奈川県地球温暖化防止活動推進員横浜地区会議 2006/2/13
LCA手法を用いた横浜市G30プランの評価の試み 上智地球環境学会定例会 2006/1/11
組み込みJAVAのリモートセンシングとエージェントへの応用 日本UNIXユーザー会(JUS) 2000/9/27

・講演
タイトル 機関 日付
リユースペットボトルのLCA評価new 生協連合会 2008

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環境・エネルギーシステム分析研究室
横浜国立大学大学院 本藤研究室
本藤先生
教員
ゼミ生
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