グローバルCOEプログラム
「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」

平成20年1月18日

アジア視点の国際生態リスクマネジメント

グローバルCOEプログラム「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」では,21世紀COEプログラムをはじめとする横浜国立大学の多くの実績を踏まえ,国立環境研究所と連携し,人口増加や経済発展に伴い生態系の破壊と生態系サービスの劣化が著しいアジア発展途上国等の生態リスクの適切な管理に貢献することを目指します.

生態系サービスの持続可能な技術・手法の開発

本プログラムの研究計画のひとつに「生物資源・廃棄物の循環利用・高度利用のための技術・社会システムの開発と応用など,生態系サービスの持続可能な技術・手法の開発・応用」があり,バイオ燃料などの生物資源利用の持続可能性評価に取り組んでいます.本藤研究室では,タイにおけるバイオ燃料を題材として,特に,1) 気候変動への影響,2) 生物多様性など生態系への影響,3) 地域社会経済への影響,という,3つの側面から持続可能な植物資源の保全・利用方法について研究しています.これまでに実施した関連する取り組みについては研究活動をご覧ください.

GCOEフェローの募集

本プログラムでは平成19年08月01日から 20年02月29日まで随時GCOEフェローを募集しています.「アジア途上国におけるバイ燃料など生物資源の保全・利用に関するシステム思考もしくはライフサイクル思考に基づく持続可能性評価」に興味がある方からの応募をお待ちしています.詳細については,科学技術調整振興機構の研究者人材データベース(JREC-IN)の募集要項をご覧ください.募集にかかわる全体的な質問は拠点リーダーである松田裕之教授(matsuda@ynu.ac.jp)へ,バイオ燃料の持続可能性評価の研究内容に関する質問は本藤(hondo@ynu.ac.jp)までお願いします.