研究成果

再生可能エネルギー部門拡張産業連関表

エネルギー市場の再編や地域活性化の取組みが加速する中、持続可能な社会の構築に向けて、再生可能エネルギーの利用に強い期待が寄せられています。その導入に際しては、期待される環境・社会・経済的価値を本当に享受できるのかについて、十分に検討した上で選択・判断することが重要です。

本研究室では,再生可能エネルギー技術・事業・政策などの効果や影響を分析することを目的に、再生可能エネルギー部門拡張産業連関表(REFIO:Renewable Energy-Focused Input-Output Table)を開発しました。REFIOは、多様な再生可能エネルギー技術を、多面的な視点から、統一的に分析することができるツールです。現在公表されている最新の「平成23年(2011年)産業連関表」を土台に、再生可能エネルギー技術に関連する部門を新しく設けることでREFIOは作成されています。

再生可能エネルギーの「質の良い」普及に向けた検討のためにご利用戴けるよう、初版としてREFIO Ver. 1.0を公開しています。REFIO Ver. 1.0を用いることで再生可能エネルギーに関する分析を的確かつ容易に行えます。REFIO Ver. 1.0は発電技術を対象としていますが、今後は熱利用技術を対象に加えるなど、逐次、内容を充実させ、更新していく予定です。

図 再生可能エネルギー部門産業連関表の利用可能性

図 再生可能エネルギー部門産業連関表の利用可能性

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    (データ更新日:2016/3/31)
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