メンバー紹介

中島 光太(Kota NAKAJIMA)

2019年度 博士課程 単位取得退学
(2007年度 博士課程前期 修了、2011年度 博士課程後期 入学

研究テーマ

家庭内のコミュニケーションが日常生活の省エネルギー行動に与える影響

研究概要

本研究は、世帯における日常生活の省エネルギー行動を促進するにあたり、家庭内のコミュニケーションの状況が与える影響を明らかにすることを目的とする。 環境省が実施する「うちエコ診断事業」を受診した約5,000世帯を対象に、家庭内のコミュニケーションの状況(診断内容の同居者への伝達の有無や、 省エネ行動の実施方法に関する同居者との相談の有無等)に関するアンケート調査を実施し、統計的手法を用いて分析を行った。その結果、家庭内における 世帯員の積極的なコミュニケーションの有無が世帯のCO2削減量に影響していることが分かった。

投稿論文

  • ライフサイクル思考に基づく環境教育プログラムが学習者の環境配慮行動に与える影響
    日本LCA学会誌7(1),84-95,2011

学会発表

  • 日常生活の省エネルギーにおける家庭内のコミュニケーションの重要性
    第9回LCA学会研究発表会,芝浦工業大学,2014年03月
  • 省エネルギー行動の実施における家庭内コミュニケーションの重要性
    第21回日本エネルギー学会年次大会,(工学院大学),2013年8月
  • 家庭内のコミュニケーションが日常生活の省エネルギー行動に与える影響
    第21回日本エネルギー学会年次大会,(工学院大学),2012年08月
  • ライフサイクル思考を利用した環境教育プログラムの有効性の検証
    第4回LCA学会研究発表会,2009年03月
  • LCAソフトウエアを用いた環境教育プログラムが生徒の環境配慮行動に与える影響
    第3回LCA学会研究発表会,2008年03月

中島 光太(Kota NAKAJIMA)

2007年度 博士課程前期 修了、2011年度 博士課程後期 入学

研究テーマ

LCAソフトウエアを用いた環境教育プログラムが生徒の環境配慮行動に与える影響

研究概要

本研究では、教育用LCAソフトウェアを用いた環境教育プログラムを開発した。
①ライフサイクル的思考の習得と②日常生活と地球温暖化のつながりの認識をねらいとしていることが、当プログラムの特徴である。中学生および高校生を対象に当プログラムを実践し、質問紙調査に基づき効果を検証した。
その結果、環境配慮行動につながると期待される、温暖化対策の有効性認知や、CO2削減に向けた行動意図の変容などが確認された。

学会発表

  • LCAソフトウエアを用いた環境教育プログラムが生徒の環境配慮行動に与える影響
    第3回日本LCA学会研究発表会(名古屋),2008/03/01